スティックの選び方【完全版】

スティック

ドラムを始めるなら、まず最初にスティックを用意しなければいけません。

しかし、いざ楽器屋に足を運んでも種類があり過ぎて

どれを選んだら良いのか迷ってしまいますよね。

 

そんな悩みを解決するために、

ここでは、スティックの種類について解説していこうと思います。







 

スティックの各部位の名称について

 

スティックの部位
http://www.ssl-music.com/uploads/fckeditor/uid000001_2010030814482797d5639a.jpgより引用

・先の部分はチップ

・そこから少し真ん中までの部分をショルダー

・持つ所をグリップ

・持ち手側の端をグリップエンド

という名前が付いています。

 

これらの言葉は、ドラマーにとっては常識なので

ぜひ覚えておきましょう。

 

また、これらはスティックを選ぶ時に良い判断基準となります。

 

例えば、

「このスティックのチップの形状が

丸型なんだけど、卵型の方が好きなんだよね〜。」

 

「このスティックの重心はグリップエンド寄りになっているので

操作感が軽い。」

 

という風に話をしたりします。

ぜひスティックの各部位の名称は覚えておきましょう!

 

ドラムスティックの材質について

ドラムのスティックで主に使われている素材はメイプル、ヒッコリー、オークの三種類です。

 

他にも一応アルミ合金という鉄製スティックがありますが、

シンバルを叩く時に割れやすくなるリスクがありますし、

重たくて使いやすさに難があります。

 

なので、結局は上記の3種類の中から選ぶのがベストだという答えになります。

それでは、木材の特徴についてご紹介していきますね。

 

・メイプル

メイプルの特徴を簡潔に表すと・・・

「軽くて固い」という事です。

繊細な音を出したい場合はメイプルが抜群に良いですが、

ロック系の音楽のような大音量で演奏する場合には向きません。

固さがある分、粘りがないので、

強い衝撃には弱く折れやすいんですね。

 

・ヒッコリー

ヒッコリーは適度な固さなので、折れにくく耐久性があります。

また重さも調度良く扱いやすい材質です。

 

したがって、

ヒッコリー製のスティックは最も使い勝手が良く、人気があります。どのスティックを買うか迷っている方は、とりあえずヒッコリーを選んでみると良いでしょう。

 

・オーク

「重たく固い」というのがオークの特徴です。

音量が大きな音楽を演奏する場合にぴったりですが、

細かい音を綺麗に出すのは少し難しいです。

 

また、ドラムを叩いた時の手の感触も固くなってきますので

そういった所でも好みが分かれてくると思います。

 

ヒッコリーでシンバルを叩くのと

オークでシンバルを叩くのとでは

全然感触が変わってくるんですね。

 

柔らかい感触が好きだからヒッコリーにする、

という選び方も良いと思います。

 

チップの形状について

チップ(スティックの先端部)の形状については様々な形があるので、

最初はどれを選んでよいか分からないと思います。

 

また、色んな種類を叩いてみても最初は音の違いが分からないというのが

正直な所でしょう。

 

この点について詳しく解説しておきますと、

スティックが太鼓やシンバルに当たった時の接触面積の広さによって

音質が変わってくるというのが基本の考え方です。

 

この視点を踏まえながら、各種チップの形状の違いについて解説していきますね。

 

 

・丸型
chip-round

丸型の形状はスティックの角度が変わっても楽器との接触面積があまり変わらないので、

均一な音が出しやすいです。

また、スティックの跳ね返りも安定していますので最初はこの形状が使いやすくオススメです。

 

 

・俵型

俵型

俵型というのは、丸よりも四角形に近い形状になっているものを言います。

この特徴としては、ヒットした時の接触面積が増えるのでパワーが伝わりやすく、

大きな音が出しやすいです。

 

そして、四角形の角を当てれば接触面積を小さく出来るので

細かい音を出しやすくする事も可能です。

 

・ティアドロップ型・卵型

 

ティアドロップ

この形状は、先端で叩けば接触面積が狭くなるので、細かい音色を出しやすく、

手前で叩けば太めの音色を出しやすい形です。

少し角度が変わっただけで音色が変わってしまうので、

初心者にはオススメしにくいスティックです。

 

 

・三角型

トライアングル

こちらは、ティアドロップ型よりもさらに広い音色を扱える形です。

より先の方で叩けば細かい音を出せるでしょうし、

平たくなっている部分で叩けば太めの音を出せます。

 

ただし、そういったコントロールは非常に難しい部分があるので、

玄人向けの形状だと言う事が出来ます。

 

また、正直な所を言うと・・・

チップの形状が変わった所でそこまで大きく音色が変わるわけではありません。

それよりも材質や重さで音色は大きく変わってきますので、

チップについては、とりあえず使いやすい丸型を選ぶのがオススメです。

 

・チップ無し

チップなし

一般的なスティックと違い、先端が太いままのスティックというのもあります。

こちらに関しては接触面積が広い音しか出せません。

したがって、太めの音しか出さない場合にしか使えません。

 

個人的には、普通のスティックを逆に持ったら

チップ無し状態で叩けますので、あまり買わなくても良いかと思っています。

 

また、チップ無しだと先端も重たくなりますので、

重心が先寄りになりますので操作感も重たくなると思います。

そうなると、細かいコントロールも難しくなりますので

幅広い表現は難しくなります。

 

ラウドなドラム1本で勝負するという人にしかオススメ出来ません。

 

ということで、

様々なチップの形状を紹介してきましたが、

これに加え、ナイロンやプラスチック製のチップもあります。

 

chip-nylon

音色は固く、かなり尖った音が出ます。

このスティックでシンバルを叩くと、温かみが無くキンキンと鋭い音が出ますので好みが別れるでしょう。

ただ、耐久性は抜群ですので電子ドラムなどの練習用として使う分には良いかもしれません。

 

以上がチップの形状と材質についてでした!

 

一般的なスティックの長さと直径について

スティックの基本的な長さは400mm前後

直径については14mmから15mm

というサイズが一般的です。

 

直径が15mm以上になると太め、

14mmを下回ると細いです。

 

一応ですが、かなり太いものだと19mmのスティック(amazon)なんかがありますし、

細いものですと、13mmのもの(amazon)があります。

 

 

ただし、極端に太いスティックや細いスティックなどを選ぶと、

当然ですが、プレイスタイルの幅が狭まりますのでオススメしません。

 

もちろん太いスティックを使う方が大きい音量が出しやすいという

優位性もあるんですが、

結局は、そこまで重たいスティックでなくとも

しっかりとスティックを振れていれば爆音で叩けますので

最終的には、調度良いサイズを選んだほうが良いという結論になります。

スティックのサイズは無難なものでOKです。

 

スティックを実際に選ぶ時の注意点について

さて、これまでスティックの種類について細かく解説してきましたが、

実際にお店に行った時にどういう風に選べば良いか、というのはまた別の話です。

 

なぜかというと、

同じスティックの種類でも重さが違ったり、木目が違ったり

重心も先端寄りかグリップ寄りか等、バラつきがあるからです。

 

また、しっかりスティックを見極める力がないと、

すぐ折れるようなスティックを買って失敗してしまうという事もありえます。

 

実際の話、買ったその日にスティックが折れたという経験もありますので

スティックは慎重に選んだ方が良いでしょう。

 

ゆえに、ネット上でスティックを買うというのは

実はオススメ出来ません。

 

まあ一応ネット通販で人気のあるスティックはありますが・・・

→amazonでのスティックのランキング

 

よほどの事情が無い限りは近くの楽器屋さんで購入した方が良いでしょう。

 

それでは、スティックの選び方について細かい解説をしていきます。

 

木目の向き

木目

木というのは、木目に沿って折れやすい傾向があるので、

斜めに木目がある場合は注意しておきましょう。

演奏中にスティックが折れると悲惨なことになりますから、

まずはここをチェックすると良いです。

 

スティックが曲がっていないかチェックする

実は、新品でも曲がっているスティックが結構あります。

これは、スティックを転がしてやるとすぐに分かります。

 

曲がったスティックは綺麗に転がりませんし、

平坦な場所に置いた時に隙間が出来ます。

 

なので、試しにスティックをコロコロと転がしてみて

真っ直ぐなものを選ぶようにしましょう。

 

2つのスティックの重さをチェックする

ドラムショップのスティックコーナーには

重りを量る機械が置いてある事が多いので、ぜひ使ってみましょう。

 

当然ですが、

左右で同じ重さのスティックを使った方が良いです。

 

なぜかというと、

スティックの重さが違うと感覚が大きく違ってきますので

 

片方の手の動きに弱点が見つかった場合に

改善点が見つけにくいからです。

 

 

なので、基本的には同じ重さのものを選ぶようにしましょう。

 

スティックの鳴りと重心をチェックする

スティックで練習パッドなどを試しに叩いてみた時に

スティック自体の音の鳴りを聞く事が出来ます。

 

その時に、右と左のスティックで音程が違った場合は、

同じものを選んでみましょう。

 

それと、スティックの重心についてですが

balance

こんな感じでスティックを人差し指に乗せて見た時に

チップ寄りかグリップ寄りかという所も試してみます。

 

重心がチップ寄りであれば重たいフィーリングの振りになりますし、

グリップ寄りであれば軽いフィーリングになります。

 

ただ、これら2つの要素というのは、そこまで演奏に影響はないため

候補のスティックが多い時に、さらなる判断基準として取り入れるイメージです。

まずは、重さや曲がり、木目をチェックすることから始めてみましょう。

 

最後のまとめ:良いスティックを選べると節約にもなる!?

以上で、スティックの種類と選び方について解説してきました。

これらの基準があれば、楽器屋さんに行ってもしっかりと自信を持って

スティックを選べるのではないでしょうか?

 

また質が良く耐久性があるものを選ぶことが出来れば、

コストパフォーマンスも良くなるので節約効果にもなると思いますので、

 

ぜひぜひ参考にしてみてくださいね!

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