ドラムと脳科学

昔僕がドラムを練習していた時に

疑問に感じた事があるんですが、

 

「どうして左手と右手を同じように動かしているのに、

全然感覚が違うんだろう?」

 

と思ったことがあります。

その時は、シングルストロークの練習をしていて、

ただ単にスネアで16分音符を交互に叩くというだけの

練習だったんですが、

 

「こんなシンプルなフレーズなのに、

イメージ通りに上手く叩けないのはなぜだろう?」

と考えていました。

 

今だからこの疑問の答えは理解出来るんですが、

それは、単純明快で

右手と左手を同じように動かせていなかったからです。

 

では、なぜそのような問題が起きるのか?

 

その答えは、

脳科学を勉強している時にわかりました。

 

僕もあなたも同じで、

人というのは何気なく、

歩いたり腕を上げたり自転車に乗ったりしていますが、

根本にまで目を向けると、

「自分がどうやって身体を動かしているか説明出来ない」んです。

 

例えば、今僕はこうして記事を書いているので、

パソコンの前で指を動かして文字をを打ち込んでいますが、

 

どうやって指を動かしているのか説明出来ません。

 

原理的には、

脳の中の運動野で神経が発火して

身体を動かしているんでしょうが、

 

じゃあ、どうやって

神経を発火させて身体をコントロールしているのかと聞かれると、

答えられないんですね。

 

どうやって腕を動かしているか、

どうやって椅子に座らせた身体のバランスをコントロールしているか、

どうやって歩いているか、

 

それらは、非常に感覚的な問題で、

説明は出来ないけど、

でも出来るんだからしょうがない(笑)

 

このように不確実な感覚でしか捉えられないからこそ、

人によって、

歩く姿勢が微妙に違ったり

同じように見える動作でも実は筋肉の使い方が違ったりするんですね。

 

そして、当の本人が疲れやすい姿勢で生活していたとしても、

それで十分生活出来てしまうのだから、

問題意識に上がることはありません。

 

ですから、

僕自身も、シングルストロークの練習をするまで

腕や指の使い方、フォームが

左右で違っていたことに気付かなかったというわけです。

 

当然ですが、一番良いのは、

良いフォームと良い身体の使い方で演奏出来ることです。

 

しかし、そんな面倒くさい事を考えなくても

普通の難易度のレベルであれば、

練習すればだいたいは叩けてしまうのも事実。

 

その境界線に気づけるかどうか、

そして越えられるかどうか、

というのが大きなターニングポイントになります。

 

あなたも普段生活している中で、

何気なく手足を動かして毎日過ごしているはずですし、

まさか自分が間違った動かし方をしているなんて

そうそう思わないし、思えないでしょう。

 

しかし、元を正せば、

実際僕たちは何にも知らないし、

あいまいな感覚の世界に生きているので、

その状況を前提として、

ドラムを練習すると新しい発見があるかもしれません。

 

特にハードロック系の演奏をしたいなら、

ここはかなり重要視した方が良いです。

 

僕の場合ですが、

過去にツーバスを練習している時などは、

同じように両足を動かしているようでも、

 

全然左右の足の感覚が違っていたり、

足と靴が触れる感覚も違ったりして、

凄く感覚というものに対して神経質に練習していました。

 

それは結局、身体を動かすという事は

感覚そのものでしかないということがわかっていたので、

新しい感覚を得る事は凄くインパクトがあることだと認識していたからです。

 

それまでは、

身体のフォーム(足や腕、指の形)などの

目に見える部分ばかり重視していたように思いますが、

 

それ以外に、

感覚的な部分も同時に重要視するようになったからこそ、

叩けるようになったという経緯がありました。

 

ですが、これらは上手く言葉では表せないし、

表せても他人に伝わるかどうかは、不明確なものです。

 

だからこそ、

同じ人に教わっても差が出てしまったりするし、

運良くすぐに上手くいく人もあれば、

遅い人もいます。

 

ですが、そんな事は気にせず、

「この感覚を自分で100%コントロールしてやる!」

という気持ちが出来ていれば、

だいたいは乗り切れるように思いますので、

 

ドラムを練習するときは、

言葉では表しきれない感覚の部分も

しっかり重要視するようにして下さい。

 

苦手なフレーズとかを練習する時は、

細かい手先の感覚や音質まで意識がいかない事もあるでしょうが、

そこをなんとか集中してやってみると、

凄く良い感覚が掴めるかもしれないので、

ぜひ頑張ってください。

 

それでは!

 

 

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