「あの人は凄い事をやっているに違いない」という幻想

 

ドラム上達法

 

どんな物事でも共通している事ですが、

大きな結果を出している人は

「努力の基準値が高い」から

成果を出すことが出来ています。

 

これはドラムで例えると

同じ練習法をしていても

深くまで突き詰めている人が上手くなり、

下手な人はすぐに諦めてしまう、

という感じですね。

 

その結果どうなるかというと、

下手な人は上手くいった人に対して

「あの人は特別な方法を使ったに違いない!」

と思うようになります。

 

これ、大間違いですからね(苦笑)

 

上手くいく人って

努力の基準値が段違いに高いから

成果が出ているというだけです。

 

ですから、

下手な人にとっての「凄く努力した!」という事は

上手い人にとっては「えっ!?それくらい普通じゃない?」

というくらい

捉え方の違いが出てきます。

 

そして、最終的に

下手な人は「凄い方法」を探し求め、

いつまでたっても結果が出せないという現状を

長々と続けていく事になります。

 

しかし、無いものを探しても

見つかるはずはありませんから、

どうしようもないですよね。

 

ですから、そういった

幻想を求めてしまう癖がある人は

早めに卒業するようにして下さい。

 

でもまあ、

人っていくらでも言い訳が思い浮かんでしまうもので

その気持ちもわからないことはないです。

(もちろん僕もそういう経験はありました。

しかし、自分のしょぼい練習量のフィルターを通して

上手い人を見れば、「特別な練習をしているんでないか?」

と錯覚してしまいますよね。)

 

この視点を持ってしまうと

いつまでたっても目の前の自分と向き合えないので

練習に対しての姿勢もおろそかになってしまいます。

 

そしてその結果、

自分で自分の足を引っ張ってしまうんですね。

 

再度言いますが、

凄く上手い人って

特別で凄い練習なんかしてないです。ほんと全然普通です(笑)

 

どんな人でも大体は

誰でも知っているような普通の練習をしていると考えておけば

だいたいOKです。

 

ただ、彼らは普通の基準値が段違いで異様に高いです。

同じ練習法に取り組むにしても

いろんなバリエーションを作ってみたり、

スピードを上げてみたり、

手順を変えてみたりと

あらゆる方法で取り組んでいます。

 

そして、忘れてはいけないのが

この「異常な基準値の高さ」ゆえに

結果が出ています。

 

特別な事はな〜んにもしていません。

 

むしろ彼らは、

そんな特別なものを求めるというような

自分を不容易に可愛がる事は

自分の成長を阻害することだと

本能的にわかっているんでしょうね。

 

ですから、

早く結果を出したいなら

さっさと幻想を捨ててしまって

自分自身の基準値を上げる事に集中して欲しいです。

 

そうすると、

いろんな原因や改善点が見えてくるはずだと思います。

 

参考にしてみてください。

それでは!

不安定な状態こそが本当の安定!?

drumset

 

あなたは、本当にリラックスが出来た立ち方や座り方というを意識していますか?

 

これはドラムを演奏していく上で、

かなり重要な部分なので、詳しく説明しますと、

 

本当にリラックス出来ている姿勢とは、

無駄な力が入っていない状態なので、

その状態のまま長時間継続しても

疲れがたまることはありません。

 

しかし、

立ち方が上手い人は、

力が入っていない分、

かすかにゆらゆらしているというのが実際のところで、

彼らは常にバランスを取っているというのが正常な表現になります。

 

身体の内部では、

そのゆらゆらしているバランスを元に維持するために

ごく小さな筋力をいつも使っているんですが、

 

もちろんそのゆらゆらは目に見えるほど大きなものでは無いので、

立ち方が下手な人と見分けがつきません。

 

上手い人ほど、その不安定なゆらゆら状態を

最低限の力で維持する事が出来るので、

身体にほとんど負荷がかからない姿勢を

続けられるますし、

リラックスしている分

集中力も続きやすいはずです。

 

下手な人の場合は、

同じように立っているだけでも、

姿勢が傾いていたり、

一つの方向に体重をかける癖があったりして、

バランスを一つの所に集中させて

安定させようとする傾向があります。

 

それだと、身体の1部分に負荷がかかるので、

もし限界がくれば、

腰痛になったり、脚が痛くなったり、

身体からのサインが出てくるかもしれません。

 

ただ本人はバランスを取ろうとしてやっている事ですから、

安定させる事が目的のはずですが、

この状態は、安定とは言いがたいですよね。

 

なので、本当に安定して身体を上手く使ってやるには、

不安定を「安定的」にコントロールすることが大切になってきます。

 

ドラムを叩いている最中なんかは、

手足を動かしているから

バランスはしょっちゅう崩れています。

 

しかし、その間でも最小限の力で、

身体のバランスを維持してあげると、

手足の動きが軽くなったりします。

 

身体全体だけでなく、

手先、足先でもこれは同じで、

肘や脚、指など細かい所のフォームを最低限の力で維持する事で、

スピードアップにつなげる事ができます。

 

ドラムが上手くなってくればくるほど、

この考え方が重要になってきて、

おそらくこのリラックス度合いが必要になってくる段階に近づくほど、

多くの人の上達が止まります。

 

その原因を考えてみると、

初心者から中級者くらいのレベルですと、

やみくも叩いていても大体は叩けてしまったりするんですが、

「その考え方を持ったまま」

中級者から上級者へのステップアップを

目指してしまう、というのが根本的な原因でしょうね。

 

現状の安定させる方法を見つけてしまうと、

誰でも新しい不安定な方法に移行するのは怖いことなので、

本能的にそうなってしまうのだと思います。

 

その上にいろんなテクニックを積み重ねてしまうと、

ドラムを叩くことが苦痛になってしまったりする人も

いるかもしれません。

 

ですから、本当の安定を手に入れるなら

不安定な状態を支配することがコツになるんです。

 

というのが、今日のブログの結論です。

 

 

ただ、これは身体だけじゃなくて、

考え方の部分もそういう風に出来ていて、

 

あなたが、この記事を読んでいるという事は、

ドラムを叩くことに不安があるからこそ、

この記事に辿り着いたはずですよね。

 

その不安があるからこそ、

安定を求めるために行動を起こして

いろんなものを学ぼうとした結果、

これを読んでいるはずなので、

不安定なものと向きあう事って

かなり価値があることなんです。

 

現状に満足していれば、

こんなHPなんか見ていないはずですので(笑)

 

自分を成長させていくということは

前提条件として不安定な状態があるからこそ

好奇心が沸き起こり、

その結果、知識も広がるし、

より面白い物事が発見できるという流れになります。

 

そうすると、

どっちが楽しくて面白いかは答えは明確で、

身体も考え方も

不安定な状態こそが

実は安定的に健全な精神と身体を手に入れるステップになるので、

ぜひぜひ不安定を歓迎して受け入れるという事をしてみてください。

 

 

そうすると、

安定志向こそが本当の敵だと気づいちゃうかもですね。

 

ということで、本日は以上です!

 

また!

自分で自分の足を引っ張る!?

ドラムを練習するということは、

なんらかのフレーズやスキルを習得する必要があるから、

練習しているはずです。

 

例えば、

手足を今よりも速く動かすための練習であったり、

タム移動や、苦手なフレーズの克服など・・・

 

しかし、

自分にとって問題となっているポイントを克服したり、

新しいスキルを習得するのは、人によってはとても難しい事です。

 

なぜなら、

人は現状を維持しようとする習性があるので、

次のステップへ行く時に大きな障壁があるからです。

 

例えば、

「音数の多いフレーズを叩けるように練習する」

といったケースだと、

 

練習しはじめた当初は、

ミスも連発するでしょうし、

そうすぐに叩けるようにならないでしょう。

 

当然、集中力もしっかり保たないと叩けないだろうし、

身体をコントロールするだけで精一杯になるかもしれません。

 

この最初の余裕のない状態で

「自分は、思いっきり集中しないとこれは叩けない。」

という考えを強く持ちすぎると

意外な落とし穴にハマる可能性があります。

 

「集中しなければ、叩けない」

ということは、

「余裕を持って叩くことは不可能である。」

ということに繋がるからです。

 

しかし、人の能力というのは凄いもので、

最初の内はなかなか叩けなかったフレーズでも

少しずつ叩けるようになるし、

余裕も出てきます。

 

この状態になっても

「自分は思いっきり集中しないと叩けない」

 

という思考が定着してしまっていると、

ある程度リラックスしながら叩けるようになっていても、

そこから先の成長が遅くなってしまいます。

 

頭の中がいっぱいいっぱいの状態だと、

次のレベルの事まで考えがいかないし、

酷いケースだと、

「こんなにラクに叩けてるのはおかしい!」

って思っちゃう可能性もありますからね。

 

それは練習の成果が出てるだけなので、

凄く良い事なんですが、

それさえも受け入れられなくなるんです。

 

 

ですから、

最初の未熟な状態の考え方を

いつまでも引きずる癖(現状維持欲求)というのは、

自分の足を引っ張ってしまう可能性があります。

 

しかし、

この現状維持を望む本能からは逃れる事は出来ません。

 

なので、

「そういうことなら、利用してやろう」

という考え方が

ゴールを凄く高く設定する事や

セルフイメージを高く保つ事になります。

これは、ドラマーズバイブルで解説しています。

 

意識の持ち方や考え方だけで、

結果を早く出せるようになるので、

マインド系の知識を学ぶのは

1日でも早ければ早いほど得だと思っています。

 

 

その上で、さらに重要となってくるのは、

スキルを習得した時の快感や成功体験の蓄積です。

 

「不可能を可能にした事がある。」

 

という経験は凄く自分を支えてくれますし、

自分に自信を持つ事にも繋がります。

 

自信がある状態だと、

自分の苦手な部分でもしっかり向き合うことが出来ますから、

自ずと練習内容の質が上がっていくんですね。

 

これらは、ある程度時間をかけた上で作られていくものなので、

計画を立てた後は、

失敗を恐れずどんどん実行していくと良いです。

 

といっても、まあ最初は失敗が多くなるでしょうが、

失敗を経験することで、

「どうやったら失敗するか」がわかるので、

それを経験するだけでも少し上達したといってもいいです。

 

一番良くないのは、

行動してないけど、知識は盛りだくさん状態です。

完璧に現状維持欲求にやられています(笑)

 

知識を学ぶ事って

簡単に満足感を得られるんで、

そこが落とし穴になりやすいんですよね。

(僕も読書好きなので、ここはいつも気を付けています。)

 

 

ぜひ参考にしてみてください。

 

では、今日はこれにて。