練習が続かない理由とその心理

嫌われる勇気

最近売れまくっている

【嫌われる勇気】を買ってみました。

アドラー心理学を対話形式でわかりやすく書いている本です。

 

まだ途中までしか読んでいないのですが、

これをテーマに一つ文章を書いてみます。

 

この本では、

自分の現状は過去の経験の積み重なりによって出来ているのではなく、

今現在の自分自身がその現実を選択しているという考え方です。

 

例えば、

自分が鬱っぽい状態になっていて何もやる気が出ないのは、

自分に才能やスキルが無いから、ということじゃなく、

 

自分がその鬱状態を望んで受け入れていると捉えます。

 

そして、

やる気がなく行動に移せない理由と、

それを裏付けている心理としては、

 

行動してしまうと、もし失敗した時に

可能性が閉ざされた自分が明確になってしまうから

あえて現状維持しているという感じです。

 

そして、現状維持をしている事のメリットがもう一つあって、

言い訳を用意しておけることです。

 

「○○しておけば、出来たのに・・・」

「○○しなかったから、失敗したんだ・・・」

 

こういった言い訳を用意しておくことによって、

 

もし失敗した時に、自分の「実力そのもの」ではなく、

「行動しなかった事」に責任を転嫁できるので、

あえて、やる気が出ない状態を自ら望んで選んでいるという感じですね。

 

こういった心理が裏付けとなっていて、

学習や練習の効率がどんどん悪くなっていくというわけです。

 

挙句の果てには、

「やれば出来るんだけど・・・」と自分に言い続け、

結局なにも行動を起こさず、

歳を重ねてしまうっていうパターンも多いのではないでしょうか。

 

じゃあ、この原因はどこから来るのかというと、

 

十分な承認欲求を得られていなかったりだとか、

劣等感、インナーチャイルド・・・

などなどが考えられるでしょう。

 

ただ、はっきり言っておきたい事は、

挑戦して失敗するっていうのは、

可能性が閉ざされる事ではなく、

どうやったら失敗するかっていう

貴重な経験値を得ることにつながります。

 

ということは、失敗することって、

良い結果を出すための必須項目なので、

成功確率を上げるために役立つ知識として非常に有効なものとなります。

 

ただ、失敗することに対して、

なぜか恐怖の感情が関連付けられている人がどうも多いようです。

 

その一つの理由としては、学校教育など含む過去の経験で、

誰かから言われた事をひたすら実行することしかやってこなかったからでしょう。

 

今まで自発的に行動することをしなかったから、

もし失敗した時のことを考えると、

不安でしょうがないという状態になってしまっているんでしょうね。

 

しかし、

経験値を蓄積していかないと、

上手くいかないのは事実なので、

迷った時はぜひ飛び込んでみることがおすすめです。

 

「失敗を恐れるな!」

と、情熱的に言う人もいますが、

 

僕の価値観から言うと、

「失敗して経験値を積まないと、何も前に進まない。」

 

と考えているので、

別に暑苦しい情熱論に頼る事もなく、

淡々と当たり前のように失敗していくようにしています。

 

ということで、まとめますと、

いまいち日々の練習へのモチベーションが保てない時は、

こういった自分自身の心理と向き合ってみて、

自分の弱さや依存心が原因で練習がはかどらないのではないか、

という観点から考えてみると、新しい発見があるかもしれません。

 

目標がぶれていたりして、モチベーションが低いと、

結果を出すことに対しても臆病になってしまうので

しっかり自分と見つめ合っていてください。

 

補足ですが、

本田健さんの本で

「成功する事に対する恐怖は、死に対する恐怖と同じくらい大きい」

と言っていました。

 

一見、結果が出せないことの方が恐怖感がありそうですが、

結果を出すことの方が恐怖って大きいんですよね。

(まあ、人にもよりますが・・・)

 

もちろん、これを読んでくれてるあなたには、

ぜひドラムで良い成果を残していって欲しいと思ってますので、

頑張って練習していって下さいね。

 

ということで、また!

初心者と上級者の差より、上級者同士の差のほうが大きい。

ドラム上達法

ドラムを始めたうちというのは、

目の前の練習をこなすことで一杯になりますし、

上手い人の演奏を見たら、凄い距離を感じたりすることって

ありませんでしたか?

 

僕も若いころはそういう感情を凄く感じました。

 

例えば、

あの人は、自分より手や足が速く動くから羨ましいとか、

なにか特別な裏技を使ってるんじゃないかとか(笑)

 

でも、そういう風に、

手や足が速く動くからいいとか、

裏技がどうとか、

そういうモノサシ(価値観)を仲介させて、

誰かを羨ましがってる時点で、

凄くレベルが低いです。

 

それらは、結局誰かが作り上げた価値観でしかないですから、

練習を重ねて叩けるようになったら、

「なんだ、こんなものだったのか・・・」

という風に冷めた感情が襲ってくることもあります。

 

本当に満足出来る演奏というのは、

誰かのレールに従っただけで絶対に手に入りません。

 

それらの知識は最初は必要になりますが、

最終的にはそれらを乗り越え

(哲学ではアウフヘーベン、弁証法的発展という)

 

誰のコピーでもない、自分自身の個性を表現出来るようにならなければ、

人間は満足することが出来ません。

(哲学の知識を学べば、必然的にこの答えにたどり着きます。)

 

 

ということは、ある程度実力のついた上級者というのは、

テクニックよりも個性を求め始めます。

 

そして、自分の好きなグルーヴとかフレーズを深める作業に入っていくのですが、

この作業によって、上級者同士でも

それぞれ個別のジャンルを築き上げていくわけです。

 

「上級者同士の差」というのはこの部分のことです。

 

一方で「初心者と上級者の差」というのは

テクニックがベースになった差の事を指しているんですが、

 

上級者同士の差は、

クリエイティブな領域の差を指し示しているので、

比べる事自体が無意味なレベルになってくるんですね。

 

その差というのが、異常に大きい。

 

初心者と上級者のテクニックの差なんか、

鼻くそに思えるレベルで。

 

 

 

ですから、

上級者になってから先の世界というのはめちゃくちゃ広いわけなので、

 

テクニックで悩んでるレベルというのは、

いち早く脱出するべきだというのが

僕の考えです。

 

クリエイティブな領域に速く飛び込まないと、

深い楽しさも感じられないですしね。

 

だから、同じような練習を毎日こなす事は、

非常にもったいないと思っています。

 

その先の世界は相当広いわけですから。

 

自分がまだ初級者〜中級者で

とどまっているという自覚がある人は、

ぜひ頑張ってくださいね。

 

 

といいつつ、

僕自身も自分が上級者なんて

全く言うつもりもないですが、

 

っていうのも、

どれくらいが上級者っていうモノサシも

他人が敷いたレールでしか無いですからね。

 

ただ、上級者とかいう言葉が便利だから使ってるだけです(笑)

 

そういう誰が下手だとか上手いとか比べたり、比べられたりする

フィールドは速く超えてしまった方が

自分のためになります。

 

ということで、今日は終わりです。

 

ではまた!

 

努力すること自体が目的になってませんか?

ドラムセット

どんな物事でも、努力をする事は大事ですが、

 

手に入れたいスキルやモノがあるからこそ、

 

それは続けていると自分の力になります。

 

しかし、物事を長く続けていればいるほど、

 

時折、努力をすること自体にモチベーションが保てなく時ってありますよね。

 

その原因のひとつを挙げると、

人っていうのは努力を続ければ必ず成長するものなので、

 

それに伴い、過去に目標としていたものが段々と色あせてきて、

モチベーションを保てなくなるという事があるでしょう。

 

これはあなただけではなく、僕にも起こることですし、

誰にでも起こりうることです。

 

そこで、新しい目標を設定することが出来るか、

そうすることに対して面倒くさいとかネガティブな意見を持たずに

取り組めるかどうか。

ここが大きなポイントになります。

 

この作業が出来ないなら、

もしかしたら、

今やっていること、やろうとしている事が、

 

実は他人から勧められただけで

本当はそんなにやりたい事じゃなかったりするとか、

 

何か心のストッパーになっている原因が見つかるかもしれません。

 

そうなると、努力をする方向性がどんどん逸れていき

練習をする時間を取ってはいるけれど、

なんの充実感もない時間を過ごしてしまったりするかもしれないので、

 

たまには目標の再設定をしてやるのもいいでしょう。

 

絶対に正しい目標というのは無いので、

自分が一番満足出来そうな目標というのを常に探しておくようにしましょう。

 

 

今の目標に魅力が無くなってきたのは、

あなたが成長して目標が低く感じるようになっただけかもしれないので、

もしかしたら、さらに成長出来るきっかけになるかもしれませんね。

 

それでは!